味のない物は塩がなくて食べられようか。 すべりひゆのしるは味があろうか。
いつも、塩で味つけられた、やさしい言葉を使いなさい。そうすれば、ひとりびとりに対してどう答えるべきか、わかるであろう。
あなたの素祭の供え物は、すべて塩をもって味をつけなければならない。あなたの素祭に、あなたの神の契約の塩を欠いてはならない。すべて、あなたの供え物は、塩を添えてささげなければならない。
塩は良いものだ。しかし、塩もききめがなくなったら、何によって塩味が取りもどされようか。
あなたのみ言葉はいかにわがあごに 甘いことでしょう。 蜜にまさってわが口に甘いのです。
口が食物を味わうように、 耳は言葉をわきまえるからだ。
「わたしはこのような事を数多く聞いた。 あなたがたは皆人を慰めようとして、 かえって人を煩わす者だ。
口が食物を味わうように、 耳は言葉をわきまえないであろうか。
わたしの舌に不義があるか。 わたしの口は災を わきまえることができぬであろうか。
正しい言葉はいかに力のあるものか。 しかしあなたがたの戒めは何を戒めるのか。
あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。
野ろばは、青草のあるのに鳴くであろうか。 牛は飼葉の上でうなるであろうか。
わたしの食欲はこれに触れることを拒む。これは、わたしのきらう食物のようだ。